MS大引き (鋼製大引きシステム)

大引きとは木造建築の床板を支える並行材で、土台に架かっていている重要な材料です。束とは大引きを基礎から支える材料です。
MS大引きは、従来木製であった大引きと束を鋼製システム化したもので、高剛性は勿論、軽量、簡単スピード施工、防蟻処理不要等、木製に比べ大幅に機能向上しました。また、コスト削減にも効果があります。

特徴
1.軽量・簡単・確実スピード施工
大引きと束はナットをスパナで締めこむだけで確実に固定されます。ナットを緩めれば位置の変更も可能です。また、木製大引きの1/3の重さなので、取り扱いも容易です。
2.錆に強い高耐食めっき鋼板
大引きに使用されている亜鉛合金めっき鋼板は、亜鉛めっき鋼板の3~6倍の長期耐食性を有します。また、防蟻処理の必要がなく薬剤を使用しないため、居住者の健康面でも安心です。
3.曲げ剛性UPで束本数削減
1.2mmの鋼板ロールを成形した鋼製大引きは、木製大引きの約2倍の曲げ剛性で、たわみは半分。束の間隔を大きく取ることができます。
4.経年変化せず床鳴りを防止
木製大引きのような経年変化による木痩せやたわみの進行がないので、床鳴りを防ぎます。
5.楽々高さ調整
迅六角形のターンバックルを廻すだけで、簡単に高さの調整が可能です。コンクリート基礎または束石に接着剤で圧着後、釘を打つだけで施工完了です。
6.コスト削減に効果あり
施工性の向上と相まって、床工事のコスト削減が可能です。
用途
・建築、土木用
・設備用
・各種サポート用
設計条件
1.床荷重=固定荷重350N/m2+積載荷重1800N/m2=2150N/m2
2.断面性能
| t=1.2mm | |
|---|---|
| 断面2次モーメント(cm4) | 34.17 |
| 断面係数Z(cm3) | 7.26 |
断面性能は、公称板厚の9割を設計板厚とし、幅厚比を考慮して計算した数値
3.基準強度Fと長期許容応用度
| 基準強度 | F=280 (N/mm2) |
| 許容曲げ応力度 | fb=F/1.5=185 (N/mm2) |
|---|
4.たわみ量の算出式
δ=5WL4/384EIfb=F/1.5=185 (N/mm2)
スパン表
| 鋼製束間隔→ | 910 | 1365 | 1820 | 1000 | 1500 | 2000 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| たわみ量δ(mm) | ||||||
| 大引き間隔↓ | L/δ(束間隔/たわみ量) | |||||
| 910 | 0.25 | 1.26 | 3.99 | 0.36 | 1.84 | 5.82 |
| 3649 | 1081 | 456 | 2750 | 815 | 344 | |
| 1365 | 0.37 | 1.89 | 5.99 | 0.55 | 2.76 | 8.73 |
| 2433 | 721 | 304 | 1833 | 543 | 229 | |
| 1820 | 0.5 | 2.53 | 7.98 | 0.73 | 3.68 | 11.64 |
| 1824 | 541 | 228 | 1375 | 407 | 172 | |
| 1000 | 0.27 | 1.39 | 4.38 | 0.4 | 2.02 | 6.39 |
| 3320 | 984 | 415 | 2502 | 741 | 313 | |
| 1500 | 0.41 | 2.08 | 6.58 | 0.6 | 3.03 | 9.59 |
| 2214 | 656 | 277 | 1668 | 494 | 209 | |
| 2000 | 0.55 | 2.77 | 8.77 | 0.8 | 4.05 | 12.79 |
| 1660 | 492 | 208 | 1251 | 371 | 156 | |
たわみ制限
:1/1600
:1/300
:1/300未満

SMI鋼製束の規格と寸法
| 品名 | 調整範囲H (mm) |
ナット2面幅 (mm) |
入数 (本) |
|---|---|---|---|
| SMI 275 | 225~325 | 21 | 25 |
| SMI 355 | 305~405 | 21 | 25 |
| SMI 425 | 375~475 | 21 | 25 |
| SMI 495 | 445~545 | 21 | 25 |
| SMI 575 | 525~625 | 21 | 25 |
上記以外の寸法もご用意できます。

簡単施工
1.鋼製大引きと束の取り付け

束の押え金物を鋼製大引きに差し込みます。

押え金物を90度回転させます。

束を上に引き上げて固定します。

ナットを締めて取り付けます。
2.固定と設置

専用接着剤ヘキサ・ボンドを塗布します。

大引きを裏返してコンクリート基礎または束石に載せて圧着します。

釘を打ち付けて設置します。
3.高さ調節

ターンバックルを廻すだけで高さ調節が可能です。
ねじ部分の回転はスムーズに調節できます。
ターンバックルが廻らないように上下のナットを締め付けます。
ねじ部分の回転はスムーズに調節できます。
ターンバックルが廻らないように上下のナットを締め付けます。
4.鋼製大引きの端部納まり

鋼製大引き端部と土台との取り付けは、納まりにあわせた各種金物を用意しています。
ドリルネジで固定して施工完了です。
ドリルネジで固定して施工完了です。
MS大引きについてのお問い合わせ
■鋼製束営業部
〒550-0005 大阪市西区西本町2-3-10 西本町インテスビル3F
TEL06-6533-1096 FAX06-6533-1097
