MS大引 鋼製大引システム

MS大引イメージ
大引とは木造建築の床板を支える並行材で、土台に架かっている重要な材料です。
MS大引は、従来木製であった大引と束を鋼製システム化したもので、高い剛性は勿論、軽量・簡単スピード施工・防蟻処理不要等、木製に比べて大幅に機能向上いたしました。
また、曲げ剛性が高い事により大引の本数を減らせ、施工性の向上と相まってトータルコストの削減にも効果があります。
MS大引施工例1  MS大引施工例2

軽量・簡単・確実・スピード施工

大引と束はナットをスパナで締め込むだけで確実に固定されます。
ナットを緩めれば位置の変更も自在です。また、木製大引の1/3の重さなので、楽に取り扱いができます。
コンクリート基礎(または束石)への固定は、接着剤(ヘキサボンドスーパー)で圧着後、釘を打つだけで施工完了です。
大引と束画像1  大引と束画像2

錆に強い高耐食めっき鋼板

大引に使用している合金めっき鋼板は、亜鉛めっき鋼板の約3~4倍の長期耐食性を有します。
高耐食めっき鋼板画像

曲げ剛性UPで束本数削減

1.2mmの鋼板をロール成形した鋼製大引は、木製大引の約2倍の曲げ剛性があり、たわみ量は1/2。
束の間隔を大きく取ることができます。

経年変化せず、床鳴りを防止

木製大引のような経年変化による木痩せや縮み・たわみの進行がないので、床鳴りを防ぎます。

高さ調節も楽々スピーディー

六角形の本体を廻すだけで簡単に高さの調節ができます。
本体全体を六角形に成形しているので、どこにでもスパナ掛けができ、作業効率が上がります。
鋼製束画像1  鋼製束画像2

トータルコスト削減に効果あり

施工性の向上により、床工事のコスト削減が図れます。

防蟻剤不要で健康住宅に対応

鋼製なので白蟻被害の心配はありません。
防蟻剤が不要なので、健康住宅に適しています。

防蟻処理不要・アフターメンテ削減

防蟻処理不要・床鳴り防止によりアフターメンテナンスコストの削減が期待できます。

構造について

【設計条件】
1.床荷重=固定荷重350N/m2+積載荷重1,800N/m2=2,150N/m2
2.断面性能
t=1.2mm
断面2次モーメントI(cm4) 34.17
断面係数Z(cm3) 7.26
断面性能は、公称板厚の9割を設計板厚とし、幅厚比を考慮して計算した数値
3.標準強度Fと長期許容応力度
 基準強度 F=280(N/mm2)
 許容曲げ応力度 fb=F/1.5=185(N/mm2)
4.たわみ料の算出式
 δ=5ωL4/384EI 
【スパン表】
構造図
鋼製束間隔
910 1,365 1,820 1,000 1,500 2,000
大引間隔 たわみ量δ(mm)
L/δ(束間隔/たわみ量)
910 0.25 1.26 3.99 0.36 1.84 5.82
3,649 1,081 456 2,750 815 344
1,365 0.37 1.89 5.99 0.55 2.76 8.73
2433 721 304 1,833 543 229
1,820 0.50 2.53 7.98 0.73 3.68 11.64
1,824 541 228 1,375 407 172
1,000 0.27 1.39 4.38 0.40 2.02 6.39
3,320 984 415 2,502 741 313
1,500 0.41 2.08 6.58 0.60 3.03 9.59
2,214 656 277 1,668 494 209
2,000 0.55 2.77 8.77 0.80 4.05 12.79
1,660 492 208 1,251 371 156
たわみ制限[ :1/600 :1/300 :1/300未満 ]

鋼製束の規格と寸法

記載の無いサイズもご用意できますので、お気軽にご相談ください。
構造図
品名 調整範囲H
(mm)
ナット二面幅
(mm)
入数
SMI225 205~245 21 25
SMI275 225~325 21 25
SMI355 305~405 21 25
SMI425 375~475 21 25
SMI495 445~545 21 25
SMI575 525~625 21 25

施工手順

1.鋼製束の押え金物を鋼製大引に差し込みます。
施工手順1画像
2.押え金物から伸びているボルトを回し、押え金物を90°回転させます。
施工手順2画像
3.鋼製束を上に引き上げて固定します。
施工手順3画像
4.ナットを締めて、鋼製束を固定します。
施工手順4画像
5.コンクリート基礎(束石)または底プレートに接着剤を塗布します。
ヘキサ・スーパーボンドをご使用ください。
施工手順5画像1 または 施工手順5画像2
6.コンクリート基礎(束石)に釘打ちし、固定します。
施工手順6画像
7.鋼製束のターンバックルを回して高さ調節をします。
ねじ部分の回転もスムーズな高さ調整が可能です。
施工手順7画像
8.鋼製大引端部と土台との取り付けは、納まりに合わせた各種金物をご用意しております。
ドリルねじで固定して設置完了です。
施工手順4画像
※仕様等は製品改良等により、予告なく変更する場合があります。